Refrain



白を被った見慣れた景色は

今日もいつもの顔をしていて



その中に別のビジョン

重ねては消えて 重ねては消えて



行き交う人たちの ここからは無音の会話

聞こえるのは 自分が踏みしめる道のみ

まだまだパワー不足を語っているかのようだ



何も生まれぬ戦争のニュースで

今日も新聞の一面を埋め尽くす



それを気にしている場合じゃないと

足早に支度を 履きなれた靴を履く



いつしかその笑顔 その声を聞きたいだけの目的で

不純を気にしつつ交わすフレーズ

まだまだ僕はお子ちゃまなんだと気にしながら



でも

消えることの無いアイ・ラブ・ユーがこだまする

10年経ってもそいつがリフレインする



行き交う人たちの ここからは無音の会話

その中に幸せ噛み締める人も居りゃあ

絶望と対峙を繰り返す人も居る

そんなことを思い口ずさんでいると

少しだけ忘れる

でも

またすぐ元のそいつに戻ってしまうんだよ

まだまだパワー不足を吐き出すイルカのようだ