はるのうた
錆び付いたままの古びた歯車にもう一度息吹を
燻り続けていた思いを また燃え上がらせようと
誰かが強く でも優しく云ってくれた
夢の中だったとしても嬉しい
“春はまだか”“春はまだか”と俟ち切れずに忙しい虫たちも
大きな声ですぅーっと歌いたい鳥たちのハーモニーも
みんなが強く待ち望んでいると云った
春のうた キラキラ 春のうた
錆び付いたままの古びたスプリング もう一度飛びたいと
燻り続けていた思いを また燃え上がらせようと
自分に強く言い聞かせて歌い紡ぐ
これでいい キラキラの春のうた