11月の詩



黄金色の景色に映る影

小さなメロディが不意に耳に届いていて



旅立つ君を笑って送ろうと

いつかは お互いに笑い話にできるように

願うけど

でも 今は 寂しいね



今日はみんなには黙って寄り道しよう

約束のキスをしよう 『また会えるんだ』と指切りして

夢に描いた最高の愛のうた

途切れないように 千切れないように

今日は思い切り泣こう



今 思えば 単なる偶然でも

ましてや考えもしない意識でもなくて

運命かな?

Ah ドラマみたいだね



時は変わらず刻んでゆくばかり

でも

大切にしたいものが この心に刻めたから

夢に描いた最高の愛のうた

忘れないでね 忘れないでね

そんなふたりだけのキス



まだ 帰れない

でも きっと また会える



今日はふたりで秘密のデートをしよう

約束のキスをしよう 『また会えるんだ』と笑いながら

夢に描いた最高の愛のうた

途切れないように 枯らさないように

そっと抱きしめ合おう 絶対忘れないように

そんなふたりだけの詩